現実と妄想

物事を成し遂げる力は「やる気の継続」に尽きると思います。

 

ヤル気をなくした時点でアウトとなるので、いかにモチベーションを上げ、また維持していくかが一番のポイントです。

 

嫌なことをやるのは物凄くエネルギーがいるのですが、好きなことならホイホイやっていけます。

 

「仕事だから嫌なこともやらないといけない」というのも一つの真実ですが、そもそも嫌なことを職業にすること自体が間違っているような気もします。

 

今の私の「不動産オーナー業」で「小さな会社の社長」というポジションは、仕事がシンプルで、人間関係のストレスもなく、かなり気に入っています。

 

が、ここに至るまで、相当遠回りをしてきたように思います。

 

もし自分が大学卒業時に戻ったらどうするだろうかと妄想することがあります。

 

まずは大手の不動産販売会社に入社し、不動産の仕組みを覚え、不動産営業の人脈を築きたいと思います。

 

その後、独立して不動産営業会社をこしらえるのではなく、最初から不動産オーナー業として、コツコツと収益物件を増やしていく方向を歩むと思うのです。

 

視野を広め、人間を大きくするのは「本」、「旅」、「人」なので、それらに対する投資は怠らないはずです。

 

と、ここまで考え「なんだ、それなら今と一緒じゃないか」と思ったのですが、妄想のようにやっていたら、たぶん今の倍の資産を保有していたのではないかという気がします。

 

私は「会社は大きくしなければならない」という間違った思い込みを持ってしまったがため、長い間苦労を重ね、大きな寄り道をしてしまいました。

 

が、過去はもう取り戻せないので、今からの30年間で理想のビジネス生活を目指そうと思っています。

 

それが「95歳までバリバリの現役で頑張る」の根拠でもあります。