ひとことで経営コンサルタントと言っても、その中身はさまざまで、またその実力もピンキリです。
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今まで何回か経営コンサルタントを会社に入れたことがあるのですが、だいたいが失敗に終わっています。
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無益なだけだとまだマシなのですが、中には会社をガタガタにされたケースもありました。
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相性が良い悪いも大いに関係します。
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このへんは語学の先生も同じで「相性」をバカにしてはいけないのです。
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本やCDを購入し「このコンサルタントはなかなかいい」という人を見つけました。
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キャッシュフローを一番重視する考え方で、私もかなりこの人の影響を受けています。
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経営にはP/L(損益計算書)よりもB/S(貸借対照表)の方が大切だと思うのですが、P/Lの収益にもいくつかの種類があります。
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売上や粗利益や営業利益や経常利益や税引前利益などです。
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イケイケドンドンの経営者は売上ばかり見る傾向がありますが、これは危ないのです。
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たいていの中小企業の経営者が気にするのは、せいぜい経常利益ぐらいまでですが、本当は税引き後利益やキャッシュフローの方がもっと大事だと思うのです。
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キャッシュがなくなった時点で会社はアウトだし、キャッシュがモロに出ていく税金のことも、本気で勉強する必要があるように思います。
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私がイイと思うコンサルタントの人は、税金の本を毎年何冊も読むそうです。
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税金なので、本によって内容はそう変わるわけではなく、同じようなことが書いてあるのですが、読み進めていくうちに段々と分かってくることがあるとのこと。
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これはまさしく(私が推奨する)「ヨコ勉」と同じで、この方法が間違っていないことが分かり、とても心強く感じました。
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