神社へ行こう!

私はミッションスクール出身なので、キリスト教は一般的な日本人よりもずっと身近な存在です。

キリスト教一神教で、神道には八百万(やおよろず)の神々がいると言われています。

しかしながらキリスト教にも、ミカエルやガブリエルなどの七大天使がいるし、イエス様やマリア様も当然信仰の対象だし、そのほかにも幾多の精霊がいます。

そういった存在を「神」と数えるならば、キリスト教にだって“やっぱり”ヤオヨロズの神々がいると言ってもいいのではないでしょうか。

各宗教を漢字一文字で表すならば、キリスト教は「愛」、仏教は「悟」、そして神道は「礼」だと思います。

イスラム教のことはあまりよく知りませんが、漢字でいうなら「戒」かもしれません。

私にとっての神さまの存在は「信じる」とか「信じない」とかいったレベルではなく、常に身近で守ってくださっているという感覚です。

毎月、伊勢神宮にお参りに行っていることが、大きな自信につながっているのは間違いがありません。

神道というのは実におおらかな宗教で、祝詞(のりと)の中の「素直で、正しい心を持って、誠の道を外れずに、仕事に励み、家運を上げ、健康で、世のため人のために役に立とう」といったことぐらいしか、その教えはないように思います。

昔、大阪万博があり、そのテーマが「進歩と調和」だったのですが、誰が考えたのかは知りませんが、あれは正に神道の特徴そのものを言い表しています。

神道最高神の「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」が進歩や発展を担(にな)い、「天照大神(アマテラスおおみかみ)」が調和を導いているといった側面があるからです。

神さまというのは一種の霊的エネルギー体です。

神社へ行けばその力強いパワーで、ケガレや不運や災難を吹き飛ばしてもらえます。

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