不動産の展示会

大阪インテックスで同時に行われた「資産運用EXPO」や「不動産テック」展示会に行ってきました。

一番驚いたのは、人の多さ。

完全に「戻っている」と感じました。

近くのシティホテルにも立ち寄ると、日本人客だけですが、レストランなどは完全に客足が戻っていました。

この2月に行った時はインバウンドの外人観光客がいなくなってガランとしており、以前の中国人であふれかえっていた賑(にぎ)わいを知っていたので、寂しい印象がありました。

が、本来の日本人客が徐々に増えてきたようです。

今回の展示会では、民泊のブースはさすがに皆無でした。

「利回り商品」としての太陽光発電はいくつかあり、ワンルーム投資物件などは、相変わらずたくさんブースが出ていました。

目新しいのは「パーティー用の部屋」や、「シェア・キッチン用の施設・設備」への投資物件です。

特にシェア・キッチンは、独立しようとする料理人が、キッチンを共有して出前用の料理を作るもので、今までにはなかったコンセプトのものです。

ウーバー・イーツを活用すれば、簡単に出前専門店が開業できてしまえます。

各店舗が独自で出前しようとすると、そのための人材を確保しなければいけないし、また顧客の側からしても、同じジャンルの料理ばかりだと飽きてしまいます。

独立志向の料理人からしても、シェア・キッチンなら初期投資が抑えられ、また最初から比較的安定した収入が見込める可能性があります。

当社がそうしたシステムを運営するのは能力的にムリですが、物件のオーナーや投資家にはなれるかもしれません。

いずれにせよ、こういった展示会には何度も何度も「無駄足」を運ぶことが大切だと思っています。

今の当社のメイン事業のコインパーキングも、実は25年ほど前の展示会で見つけたものなのです。