まだ30年も楽しめる

屋外で脚立に乗って作業をしていた時、脚立ごと倒れるアクシデントがありました。

コンクリートの上にそのまま落ち、大けがをしてもおかしくない状況でしたが、とっさに柔道の受け身をしていたようで、無傷で何事もなかったように起き上がりました(脚立は壊れて使えなくなりましたが)。

近くにいたスタッフが「キレイな受け身でした」と言ってくれ、変なところで自分の体にちょっと自信が持てました。

私は大学時代、体育会柔道部だったのですが、こんなところでそれが役に立つとは思いもしませんでした。

今後ますます体のメンテナンスに気を使っていかなければならない年齢になりました。

67歳になって、今の自分が今までの中で一番調子がいいと言えるのは有難い限りです。

体力は当然若い頃よりも低下していますが、体調は最もいいのです。

体調だけでなく、頭も良くなっており、たぶん過去最高です。

語学や「ヨコ勉」が寄与しているのかもしれません。

ビジネスもKKD(勘と経験と度胸)で行っていた「どんぶり勘定」をやめ、できるだけ数字で考えるようにしています。

以前よりも暗算が速くなったような気がします。

いろんな経営コンサルタントや税理士が本に書いていますが、会社を倒産させる社長は数字に疎(うと)く、経理に弱いという共通点があるようです。

最近、会計や財務の勉強を再び始めています。

「ヨコ勉」が大いに貢献していて、今まで読む気にならなかった(難しそうな)

本でも、心理的抵抗感なく、さっさとページが捲(めく)れるようになりました。

なにせ「95歳までバリバリの現役で働く」のが目標なので、常に工夫し、日々進歩していかなければならないわけです。