この手を打とうよ!

1902年に日英同盟が締結されました。

当時のイギリスは世界一の国で「栄光ある孤立」を捨ててまで、アジアの小さな一国に過ぎない日本と同盟を結んだのです。

日英同盟が日本にもたらしたメリットは計り知れず、一番顕著な例は1904年の日露戦争に勝利したことです。

ところが1923年に日英同盟が破棄されると、日本は坂道を転がるが如く破滅への道を突き進むことになりました。

岡崎久彦という外交官(故人)が、当時の日本の針路をいろいろとシミュレーションしたのですが、日英同盟がある間は日本を別の道に歩ませることができたけれども、日英同盟が破棄されたあとは、どんな手を打とうとも敗戦しか見えてこなかったそうです。

従って日英同盟を失ったことは、日本にとって痛恨の極みであったのですが、一方のイギリスだって、破棄以降ガタガタになったのも歴史の事実です。

ここでもう一度、日英同盟を復活させるのは日英双方にとってメリットがあり、極めて有効な一手ではないかと思うのです。

日英同盟にはアメリカだって反対できません。

1989年に消費税が導入されました。

世界一輝いていた日本経済が、それ以降、急激に具合が悪くなっていきました。

「失われた20年」の間、会社も人々も非常に苦しい思いをし、GDPだって中国に抜かれてしまいました。

少し経済が回復して来た頃に再び消費税率を上げ、また経済を悪くするという繰り返しでした。

ならばこの際(コロナのドサクサにまぎれて)消費税をもう一度ゼロにしてみればいいのではないかと思うのです。

そうなれば日本経済大復活だと私は睨んでいます。

日経平均だって今の倍になるはずです。