最近の思いと行動

勤勉という武器を手放さない限り、コロナであろうと何であろうと、何とかなると思っています。

勤勉であるのによく失敗するのは、知らず知らずのうちに傲慢になってくるからです。

傲慢になると、時間にルーズになっていきます。

時間にルーズになると、人からの信用もなくすし、幸運の神様からも見放されます。

戦国武将を研究している人がいて、飛ぶ鳥を落とす勢いだった武将が、あっという間に没落する原因のすべては奢(おご)りだということです。

結局、奢りのなかった家康が天下を取ったということなのでしょう。

心が乱れていると、その周辺の空間も乱れだします。

服装がだらしなくなったり、場が汚れてきたりします。

優秀な工場は例外なく床がピカピカです。

倉庫やクルマやオフィスの中が、整理もされずグジャグジャになると、破たんが近いのです。

これには例外がなかったことを、私自身の40年間の観察から自信を持って言うことができます。

人は仕事でも当然ながら成長できるのですが、旅・本・人も器を大きくしてくれます。

私は今まで111回海外旅行をし、そのほとんどが1人旅だったのですが、どの旅もものすごく自分を成長させてくれました。

いま国内のクルマ旅にハマっているのですが、行って後悔したことは、今まで一度もありません。

先日も多賀大社を訪問したのですが「村山たか」という井伊直弼(なおすけ)側の女スパイがいたことを地元の掲示で知りました。

井伊直弼は、幕末の暗黒部分である安政の大獄を起こした張本人で、吉田松陰先生や橋本左内などの、日本にとって有為な青年たちを処刑しました。

私など歴史上の極悪人だと思っていますが、地元では好意的に見られていることを知りました。

ちなみに楽天のエース則本投手も多賀市出身だということを、現地へ行ってみて知りました。