知人、変人、語学の達人

私の知人で、名古屋方面で税理士をやっているのですが、世界中に放浪の旅に出るのが好きな人がいます。

税理士という職業は忙しい時期が決まっており、それが過ぎると比較的時間にユトリができるようです。

そうすると事務所は奥さんに任せて、長期のバックパッカーの旅に出てしまうのです。

私はこの人とは仲がいいのですが、ゼッタイ変人だと思います。

だいたいが大阪外国語大学出身なのに税理士をしていることからして変わっています。

大阪外大は今は大阪大学に統合されていますが、司馬遼太郎も出た名門です。

ちなみに司馬遼太郎は、国立大学の中で唯一数学がないので大阪外大を受けたのだそうです。

先日、この知人からハガキをいただきました。

それによると、今は英語、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語、そしてなぜだかよくわかりませんがスワヒリ語を勉強中とのこと(やっぱり変人でしょ?)

25年前に出会った時から、中国語と韓国語を話せることは知っていました。

中国の奥地へ1人で出かけていくのだから中国語は必須だし、韓国語も単語帳を作って、暇を見つけては暗記している姿を見ています。

コロナの間は仕事を自粛し(いつも自粛しているくせに!)、スペイン語とロシア語に集中し、かなり上達した実感を得たそうです。

ある若い女性の旅行記を読んだことがあるのですが、世界のどこかの田舎町で、ナゾの日本人旅行者と出会った話が書いてありましたが、そのナゾの人物こそ、私のこの知人なのでありました。

この知人と再び会って、英語と中国語で話したいものです。

余談ながら日本語は、私は関西弁、知人は強い名古屋弁であります。