私の人生の最大のピンチは1990年代のバブル崩壊でした。
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売上自体が9割減になるし(つまり10分の1)、在庫の不動産価格も3分の1になりました。
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先が全く見えず、少なからぬ社員もいたのですが「どうこのピンチを乗り越えていったらいいのか?」がサッパリ見えませんでした。
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当然ながら倒産などした経験もなく「このまま会社と自分はどうなっていくのか?」の恐怖の毎日でした。
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今回のコロナ騒動では、世界的な経済ショックが起きています。
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株価ひとつとっても、これほど暴落するとは思いもしませんでした。
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日経平均が1日で1,000円程度下がろうと、もう慣れてきて「あっそ」で終わってしまう自分がいます。
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少々のノウハウやテクニックを持って株式投資をしていても、今回のような大津波が来ればどうしようもないということを経験しました。
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このコロナ騒ぎが終わったら、株への投資は抜本的に見直そうと思っています。
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大型の不動産投資案件があり「その資金を捻出するためにはどうすればいいのか?」を考え続けてきたのですが、幸か不幸か、その投資案件自体のプロジェクトがいったん遠のきました。
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固定費が少なく損益分岐点の低い会社(要は小さな会社)にしたのは大正解でした。
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事業自体もストックビジネス化し、安定して収益が見込める構造にしたので、気持ちがとても楽です。
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売上が下がっても「さあ、今こそ勉強しよう!」などとポジティブに(とら)捉えることができる状態なのは有難い限りです。
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会社も自宅もいつも片づいており、掃除も行き届いているのですが、自宅など、もう一段モノを捨てていこうと考えています。
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書斎には神棚が祭ってあるのですが、書斎がまるでパワースポットのようになり、仕事や勉強をしていても集中し、ゾーンに入りやすいのです。