会社経営(あるいは人生そのもの)には3つの坂があり、それは「上り坂」と「下り坂」、そしてもう一つが「まさか」であります。
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今回のコロナ騒動を予測できた人は世界中で皆無のはずで、全世界が「あれよあれよ」という間に「まさか」の中に放り込まれました。
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特に株の暴落は全くの予想外でした。
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いくら株式投資の技や知識を持っていても、今回のように津波のようなウネリがくると「ひとたまりもない」ことを痛感しました。
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これが落ち着いたら、株への投資はもう一度イチから抜本的に変えていきたいと考えています。
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NYダウが平気で2,000ドルの上下を毎日繰り返すなんて現象は、ひょっとしたらもう一生見られないかもしれません。
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そういう意味では貴重な体験として、客観的に冷静に見て行きたいと考えています。
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例年、普通のインフルエンザで亡くなる人も少なくないので、今回だけそんなに大袈裟にすべきではないと思っていました。
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今回のインフルエンザは老体にのみ影響があり、老人以外の人たちにはあまり脅威でないということも早い段階で分かっていたので「暖かくなれば自然に治まっていくに違いない」とも考えています。
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私は1989年をピークとするバブルの崩壊の過程を経験しており、あの時は不動産の価格が5分の1や、あるいは10分の1にまで下がり、資産だけでなく毎月の売上も激減(例えば9割減!)しました。
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「このままどうなっていくのだろう?」という焦燥感は体験したものでないと分からないと思いますが、二度と味わいたくありません。
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いま個人も会社も無借金なのは、その時の(地獄の)体験があるからです。
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今回の騒動が終わったら、テレワークが本格的に普及していくかもしれません。
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2020年を機に、世の中がゴロリと変わっていく可能性があります。
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参加しようと思っていたパーティーや集会が次々と中止になり、余った時間で勉強しようと思っています。