実力を蓄える絶好のチャンス

新型インフルエンザと言っても、今までのインフルエンザとあまり変わらないのではないかと感じています。

年寄りや持病のある人にとっては脅威かもしれませんが、若くて健康な人にとってはそんなに心配をするほどのものではないようです。

皆あまり経験のないことなので、社会全体が極めて神経質になり、株式相場まで暴落してしまいました。

リーマンショック級の暴落ということですが、あのリーマンショックだっていつの間にか癒(い)え、株価もスッカリ戻り、それ以上に上昇したという事実があります(今回また別の原因で落下しましたが)。

何かちょっとした理由で株価がガクンと下落すると「日本経済、これで終わりだ」などとパニくってしまうことが少なくありません。

が、そうそう日本経済は崩壊しないのです。

あの太平洋戦争の敗北からでも、見事に立ち上がってきたではないですか。

あまり社会や周りの動きに振り回されないようにしたいものです。

長いあいだ商売をやっていると、売上が低迷する時が必ずあります。

普段から備えをしておくことは極めて大事ですが(例えば財務を充実させておく)、アカン時はアカンなりに次のステップに向けての勉強をジックリすべきだと思うのです。

私の知人(会社経営者)の中には「アカン時期」に、まだそんなに普及していなかったコンピュータの勉強をし、仕事への応用や活用法を完璧にマスターした人がいます。

また、ある不動産業の人はバブル崩壊後(仕事にならない時期に)建築の勉強を始め、二級建築士を取り、建築に強い不動産業者として活躍しています。

ある司法書士は「アカン時期」に土地家屋調査士の勉強に打ち込み、見事資格を取得しました。

学校まで休みになり、街から人影が少なくなった今、実力を蓄える絶好のチャンスだと思っています。

つまらないテレビを見たり、ネットで遊んでいる暇はないのです。