呼吸には「口呼吸」と「鼻呼吸」とがあり、あらゆる健康本で鼻呼吸を勧めています。
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呼吸を口でするか鼻でするかは、単にカラダに対する作用だけでなく、精神的なことにも影響するのではないかという気がします。
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しかしながら少しキツイ運動の場合はどうしても口呼吸になってしまいます。
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私の階段トレーニングでも、最初は口呼吸をしていたのですが、本を読んだあと鼻呼吸を試(ため)してみたら、十分それでいけることが分かりました。
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生活のあらゆるシーンで鼻呼吸を維持すべきだけれど、逆に言えば、口呼吸になってしまうほどの強めの運動自体をやめるべきではないかと、ある時ハッと気がついたのです。
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あくまでも私の年齢の場合ですが、運動のし過ぎがよくないのは当然のことで、また強い運動だと心臓にも負担がかかります。
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強靭なカラダを作り上げているトップアスリートでも、案外短命な例はいくらでも見られます。
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大相撲の横綱でも60歳ぐらいで何人も亡くなっています。
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ある格闘技のプロが本に書いていましたが、きついトレーニングや試合を続けていると、ダメージがいつの間にか体に蓄積していき、次第に通常の日常生活も送れなくなるとのことです。
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その人の場合も、引退後も首が後ろに回らず、クルマをバックさせることが困難とのことでした。
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格闘技など、現役で頑張れるのは精々30歳代半ばまでです。
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そうすると平均年齢で言うなら、あとの40数年間を体が不自由なまま過ごさなければならないということになります。
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「運動しなければ」の強迫観念のもと、私も一時期スイミングに凝っていたことがあるのですが、時間と体力の消耗に終わったのではないかという気がしないでもありません(また再開するかもしれませんが)。