最後の砦

国民性をジョークにした「エスニック・ジョーク」というのがあります。

その中でも有名なのが「沈没船ジョーク」。

ある国際客船が沈没しそうになり、乗客を船から飛び降りさせたい船長が叫びました。

アメリカ人に対して「飛び込めばヒーローになれます!」。

イギリス人には「飛び込めばジェントルマンになれます!」。

ドイツ人には「ルールだから飛び込んでください!」。

そしてフランス人には「法律で飛び込みは禁止されています!」。

イタリア人には当然「飛び込んだらモテます!」

日本人には「もうみんな飛び込みましたよ!」。

韓国人に対しては「日本人はとっくに飛び込んでいます!」。

トランプ大統領はプア・ホワイトの票を確保して当選したと言われていますが、白人がいつの日かマイノリティーになる可能性もあります。

もう1,000年も経てば非白人系の人口が大半を占め、歴史も歪み「1,000年前のあの偉大なアメリカは、我々の先祖がつくったのだ」と豪語しているかもしれません。

ウソかホントかは知りませんが「漢字を作った種族は既に滅び、今の中国人とは全く違った民族だった」というのを本で読んだことがあります。

ギリシャに旅行に行った人が「ギリシャの偉大な文明を作った民族は既に絶え、今の(いいかげんな)ギリシャ人は全く別の民族に違いない」という感想を漏らしていましたが、ひょっとしたらそうかもしれません。

ロンドンやパリを歩いていると(かつて多くの植民地を持っていたからか)アフリカ系の人たちも多く「一体どこの国へ来たのか?」と、錯覚を起こすこともあります。

「フランス語を話し、自由博愛の精神を持っていたら、誰でもフランス人になれる」という考え方もあるそうですが、それでいけば日本の最後の砦は「日本語と神道」なのかもしれません。