尊敬できる経営者、違和感のある経営者

日本経済新聞に「私の履歴書」という人気連載コラムがあります。

各界で活躍した人たちの半生が、何回かのシリーズで掲載されるものです。

概ね創業者の人たちの話は面白く、逆にサラリーマン社長の話は最初から読む気にならないことが少なくありません。

ただし大ピンチの会社を再建した経営者の話は例外です。

最近ではジャパネットたかた高田明さんや、ファッションデザイナーのコシノジュンコさんなどの話が非常に面白かったように思います。

ニトリの創業者のお話も「超おもしろかった」のですが、何かその「生き方」に違和感を感じ、私の「尊敬する人物」には入らず、ニトリの株も投資対象からはハズしています。

孫正義さんやホリエモンも、その力量は十分に認識しているのですが、やっぱり何か「違和感」があるのです(従ってソフトバンク系の会社の株には手を出していません)。

一方、メーカー系の経営者にはマジメな人が多いように思います。

スズキの鈴木修会長のファンなので、営業車はずっとスズキの軽を購入してきています(株は配当利回りが低いので買っていませんが)。

日本電産永守重信さんも、傍(はた)から見ていて「ワクワク経営者」の1人であることは間違いがありません。

大学改革も含めて物凄く期待しています(株価が高いので、その分配当利回りが低くなり、やっぱり株は買っていません)。 

東芝のような超大手メーカーでも、3代ほどヒドイ社長が続き、内部抗争していると、倒産寸前まで行くことを知りました(最近はまた復活しつつあります)。