唯一捨てないもの

会社も自宅もいつもキレイに片付いています。

鍵山流掃除道5段なので(勝手に言っています)、掃除に費やす時間も半端ではありません。

掃除は当然ながら朝するのが一番いいのですが、あまりに午前中にやるべき用事が多いので、ついに掃除時間を夕方に持っていくことにしました(正確には掃除を朝夕の2回に分けました)。

時間に追われて朝に掃除するより、夕方にユッタリとした気持ちで取り組む方が、精神的にはずっといいように思われるからです。

また「掃除は神事」だと捉(とら)えているので、焦った気持ちでやるのは、神さまに対して失礼だという気もします。

余計なモノを捨てていかないと、いい掃除にはなりにくいのも事実です。

モノを捨てると運気が上がる経験は、私自身、何度もしています。

「生活的」にはモノを捨て、「事業的」には含み損を捨て、「人生的」には過去を捨て去るべきなのでしょう。

色んなものを捨てていかないと、シンプルライフにはなりにくいのです。

私にとって、唯一捨てないモノがあり、それは本。

学生時代に渡部昇一先生の著書を読み、知的生活にとって個人の蔵書はなくてはならないものだということを教えていただきました。

私は今、マンション1室分ほどの地下図書館を所有していますが、これなども学生時代にインプットされた潜在意識が、30年ほどの時間を経て顕在化したものです(畏るべし、潜在意識!)。

膨大な「本」専用のスペースがあるので、なんら収納場所を気にせず本をホイホイと購入してきたのですが、来年前半にはすべて埋まってしまいそうです。

「そのあとどうするのか?」のアイデアは全く浮かんでこず、これもまた潜在意識にお任せするしかありません。