キャッシュレス

東京で宿泊した時、土地勘を養うために、早朝に散歩をすることにしています。

ホテルから出て、歩いてホテルにまた戻ってくるというのが普通ですが、ついつい歩きすぎて、歩いて帰ってくるのが困難な時があるのです。

そういう時は電車かタクシーを利用します。

今までだと、そのために財布を持っていかなければならず、急に身軽さが消えてしまいます。

が、今はクレジット・カードと、イコカ(ICOCA)の2枚をそのままズボンのポケットに入れていくだけです。

この2枚さえあれば、交通機関はおろか、仮に途中でコンビニに立ち寄ることがあるにしても、全く不便はありません。

手ぶらで歩くのは気持ちの上でも軽やかで、何か解放された気分になります。

イコカは交通系のカードで、最近、急激に色んな所で使えるようになってきました。

高速道路での自販機でも、最近はいつもイコカで飲料を購入します(今までは使えないところが多かったのです)。

関西がイコカで、首都圏はスイカ

東京のお店でイコカのカードを出す時、関西出身なのがバレないように「わたい江戸っ子だんねん」と何食わぬ顔をしています。

キャッシュレスのシステムが街でどんどん普及しているのと、財布や小銭をジャラジャラと持ち歩かなくていいので、私個人としてはキャッシュレスからの後退はもうありません(つまりキャッシュが必要なお店には行かないということです)。

が、当社のメインの事業の一つがコインパーキングなのですが、それらの精算機はほとんどキャッシュレスに対応しておらず、利用者さんには相変わらず100円玉を入れてもらっているわけです。

自分がヨソのコインパーキングを使った時に、現金しか使えないところだと「不便だなぁ、遅れているなぁ」と思うのに、自分のところがそんな状態では申し訳ないし、恥ずかしいのであります。