「何をしないか」を決める

「何がしたいのか」や「どうなりたいのか」を決めたなら、そこに最短で到着できるように「何をしないのか」も決めるべきだと思うのです。

そんなにストイックに実行しているわけではないのですが、例えば「テレビを見ない」というのは私の知的生活に大いに貢献しています。

テレビを見る時間があるなら、本を読みたいわけです。

ゴルフをしないのも、今の私にとっては大正解です。

ゴルフには「社交」や「健康」など、いい面がいっぱいあるのですが、あえて言うなら「時間泥棒」的な面があり、1日潰してしまうことが少なくありません。

友人で社交ダンスにハマり、週に5日練習している人がいます。

もし私がやり出したなら、体育会的気質も相まって、毎日のめり込む姿が見えているので、強く自重しているところです。

銀座や新地を飲み歩くという習慣もなく、時間のみならず、おカネの面でも助かっています。

おカネのかかる趣味を持つと、富裕層とつながりやすいというメリットがありますが、私の場合は読書や旅行といったところが自分の器に合った趣味ではないかと思っています。

ある人が仕事や生活を大転換したところ、ストレスが大幅に減りました。

すると今までは海外旅行などで刺激を得る必要があったのが、国内の旅で十分に満足できるようになったのだそうです。

私は本業が不動産屋なので不動産はよく買うのですが、収益物件以外の不動産(例えば別荘など)に触手を伸ばすという気持ちは全くありません。

ついでに言うと、海外不動産にもあまり興味がなく、購入までの手間や時間や、あるいは維持するためのイライラとも無縁です。

いずれにせよ、今は次の投資のためにおカネを貯めているところなのです。