本、旅、人

新しい自分を拓(ひら)いてくれるのは「本」、「旅」、「人」だと言います。

本は読めば読むほど効果があるというのは、自分自身で実証し、納得済みのことでもあります。

本によって得られる「情報」、「知識」、「智恵」、「胆力」はいずれも自分に格段のパワーを与えてくれます。

旅も自分自身に相当大きな影響をもたらします。

ヨーロッパの1人旅に出かけていた頃は、楽しみというよりは、自分を成長させたいがための「修行」のような感じでした。

飛行機やホテルの予約は半年以上前から行うのですが「何かの事情ができ、何とかこの旅が中止にならないか」と出発日までずっと思っていました。

遠くの異国への1人旅はまことにプレッシャーなのであります。

年に8回も海外旅行に出かけていた時があったのですが、今はだいぶ大人しくなっています。

よく旅に出かけていた頃は、海外へ行く機会が勝手に向こうからやってくるといった感がありました。

友人たちと旅先での「現地集合、現地解散」などもよく行いました。

次は112回目の海外旅行になるのですが、今のところ何の予定も立てていません。

が、来年あたりから旅を再開させたいと思っています。

「人」も新しく開拓していきたいと思っています。

私にとっては今のところ「仕事ができて、性格もいい」人たちと食事をともにするのが一番勉強になります。

従って有名人とか偉人とかに会いたいとは、ちっとも思いません。

ビジネスの第一線から少し外れていたら、今までの人脈が薄くなってしまいました。

また一からの出直しです。