戸隠神社へのクルマ旅 その5

あとになって段々と「効いてくる」旅というのがあります。

時間が経つにつれ、印象が濃くなっていくような旅です。

今回の戸隠の「神たび」もまさしくその一つに違いありません。

有名な神社を紹介したガイドブックには、戸隠神社は必ず掲載されています。

いかにもスピリチュアルな感じがして魅力的なのですが、実際に訪れてみて期待は全く裏切られませんでした。

今年の「神たび」は、毎月行っている伊勢神宮や、他の日帰り参拝も入れて計20回。

参拝は早朝にするのが一番よく、午後からの参拝と比べると、パワーが10倍くらい違ってくるように感じます。

従ってちょっと遠出の神社は、1泊して清々(すがすが)しい気持ちで参拝する方がいいわけです。

1人での本格的クルマ旅(神たび)を始めたのは、今年4月の霧島神宮からです。

この時は要領がまだよく分からず、早朝の霧島神宮参拝をするためだけに、5日間もの日数を費(つい)やしました。

今回の戸隠神社3日間。

かなり余裕があり、ホテルの部屋でも色々と仕事ができました。

前回の軽井沢の時も思ったのですが、長野県はいいところですね。

精密機械製作などでも、優秀な会社が結構たくさんあるのです。

空気や水がいいと(人もいいかもしれません)、不良品の率も少なくなるのでしょう。

東京などでは、小売り店やレストランで働いている外国人の姿を必ず目にします。

さすがに長野では外国人は働いていないと思っていたのですが、ソバ屋に入った時、インド系の顔をした人たちが複数働いているのを見てびっくりしました。

差別意識は全くないのですが、「ソバ屋」と「インド系」のイメージ的なギャップが大きすぎて、何となくおかしかったのです。