戸隠神社へのクルマ旅 その1

長野県の戸隠神社3日間のクルマ旅です。

行きと帰りでそれぞれ丸1日使うので、戸隠神社参拝は真ん中の1日だけ。

いつも東京へは新名神を使うのですが、今回は名神で行き、途中から中央道へと向かいました(ナビの指示通り)。

中央道は標高が高い所を走っており、自然が多く気持ちがいいのです。

今回もまたCDをたくさん聴いたのですが、毛色の変わったところでは「万葉集」を解説したものもありました。

「令和」の出典先が万葉集と聞き、一度勉強してみたかったのです。

が、本を読むのはちょっと億劫(おっくう)なので、万葉集解説の5巻セットのCDを予(あらかじ)め買っておいたというわけです。

万葉集CDを聴いていると、知らないことばかりで結構面白かったのであります。

戸隠神社のまわりにも宿坊のような宿泊所がいっぱいあるのですが、JR長野駅近くのホテルに2泊することにしました。

宝塚の自宅からそのホテルまで、ナビでは5時間20分で着くことになっているのですが、私の場合は多分8時間と予想しておりました。

で、まさにピッタリ8時間。

「熟睡」休憩が3回、給油が2回です。

先日、軽井沢に行った折、戸隠神社にも寄ろうとしたのですが、さすがに時間がなくなり、今回そのリベンジというわけです。

それにしても1つの神社を訪問するためだけに3日間も使うなんて、まことにぜいたくな旅であります。

スサノオの酷(ひど)いイタズラに、天照大神(アマテラスおおみかみ)がついに怒り、天の岩戸に隠れてしまわれました。

世の中が真っ暗になり、困った神々が、天照大神を天の岩戸から出すために知恵を絞りました。

タヂカラオという怪力の神様が天の岩戸(引き戸)を押し開けたのですが、そのとき勢い余って、戸が下界に落ちてしまいました。

その落ちたところが戸隠神社というわけです。