高校時代に親しかった友人が、定年退職を機に急速に老けていきました。
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大手企業に勤めていたので、60歳の定年後も5年間ぐらいは働けるような仕組みがあるのですが、それ以降は「完全退職」となります。
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友人は、ある分野のエキスパートなので、その後も職の話があったのですが、それを断ったそうです。
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お金には不自由していないのですが、毎日が退屈とのこと。
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私は今から30年間は「現役のバリバリ」で働くつもりなので、たぶん退屈ということはないはずです。
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そのためにも「自分の小さな会社」は不可欠で、それを基盤にいろいろな経済的な活動を行っていけます。
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「自分の小さな会社」なので、老害と言われることもなく、いつまでも働き続けることができます。
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今後はコツコツと収益物件を一つずつ増やしていくというイメージで、「乾坤一擲(けんこんいってき)」とか「社運を賭けた」といった大勝負は決してしないと思います。
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無借金で低い固定費であれば、ムリすることなく経営していけます。
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人手がかかる部分はアウトソーシングしていき、あくまでも「小さな本体」を維持していこうと思っています。
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外部の知恵やノウハウや労力を、正当なフィーを支払って活用していくのは、今後の当社にとっては正しい方向です。
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不動産でも株でもキャピタルゲインを狙おうとするとシンドイのです。
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インカムゲインなら比較的単純で、シンプルな事業にしていかないと“ややこしくて”仕方ありません。
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若い頃は気がつかなかったのですが、一度きりの仕事ばかりやっていると、それまでの「努力」が蓄積されないのです。
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ストックビジネス、もしくは既存の事業のストックビジネス化にいかに早く気がつくかで、会社の豊かさが大きく違ってくるのは間違いありません。