ノマド投資家

一か所に定住して住まいやオフィスを構えるのではなく、いくつかの拠点で住んだり働いたりするという方法があります。

自然に恵まれたどこかの地方と、東京の両方に拠点を置いている会社もあります。

また週末は住まいのある阪神間でノンビリし、週日は東京で働いているコンサルタントの人もいます。

本を読んでいて「ノマド投資家」という言葉を知りました。

ある本の著者は1か所に定着することなく、日本はおろか世界にまで足を延ばし、投資業を営んでいるそうです。

別にその土地で投資を行うという意味ではなく、パソコン一つあればどこででも、例えば株式などの投資ができてしまいます。

そのようなビジネス形態で、既に地球を2周半しているのだそうです。

私は宝塚土着民ですが、そんな生き方にちょっと憧れを抱いてしまいます。

今、月に1回程度、東京へ行っているのですが、これが相当大きな刺激になっています。

私の肌感覚では、東京はロンドンやパリよりも上で、ニューヨークと競(せ)っている感がありますが、治安や食事の面を考慮すると、東京の圧勝ではないかと思います。

案外シンガポールぐらいが真のライバルなのかもしれませんが、規模のパワーという意味で、今のところ”やっぱり”東京の圧勝であります。

そんな大都市に足しげく通えるというのは、まことにラッキーなのです。

近々「妄想ノート」というのを作る予定なのですが、さっそくそこに「ノマド投資家」という言葉を書き込もうと思っています。

「旅をしているか、家で本を読んでいるか」のどちらかだという生活も、ちょっとオモロイではありませんか。