「神たび」の魅力

関西に住んでいると、昔からの有名な神社に行きやすく、この有利さを活かして、どんどん訪問(参拝)していこうと思っています。

私の場合、神社参拝とクルマ旅とは一体で、これを「神たび」と呼んでいます。

新しい神社に参拝すると、その時はピンと来なくても、あとになってから神社の「氣」や「波動」や「パワー」に気がつき、もう一度行きたくなることも少なくありません。

神道や神社の解説本を相当読んでいるので、その神社のご祭神にとても興味があります。

神々の系統は大体頭の中に入っています。

海外へ行くときに、あらかじめシッカリとその地の勉強をしていくと興味が倍増しますが、神社も同じで知識量が豊富だと、何倍も神社を「楽しむ」ことができるのです。

私は霊感はほとんどないのですが、それでも鳥居をくぐった瞬間にサッと雰囲気が変わったりするのはよくわかります(私が分かるぐらいなので、誰でもわかると思います)。

これもまた神社参拝の醍醐味ではないかと思うのです。

伊勢神宮は日本で最も格の高い神社なので、個人の願いをお祈りするところではないと言われています。

ほかの神社でも私自身は、自分の願いをお祈りすることは”ほとんど”ありません。

神職による御祈祷をお願いする時は、前もって申込書に書いてある「願い」の中から選んで丸をすることになっています。

本当は「商売繁盛」のところに丸を入れたいのですが、変な見栄なのかどうかよく分からないのですが、いつも「神恩感謝」に丸をしてしまいます。

黒住教の創設者の黒住宗忠は「神のご繁栄」を願い事にしていたそうです。

私も真似して御祈祷欄に「神のご繁栄」と書いたことがあるのですが、若い見習の神職がその意味をイマイチ理解できず怪訝な顔をしていたので、それ以降は「神恩感謝」で通しています。