小さな会社で生き残る

コインパーキングの集金と清掃を自分たちの手で行っていたのですが、10か所だけを残して、あとはアウトソーシングすることにしました。

10ヶ所とも比較的会社に近く、またお気に入りの所ばかりです。

従って巡回へのモチベーションは高いのです。

また10か所だけなら、私1人でも行けます。

結果、フリーな時間が増えそうなのですが、それらをすべて「次の一手」のための研究開発の時間に充てたいと思っています。

ネットの進化は当然のこととして、自動運転やAIやロボットなどの要素も加わり、ここ3年ほどは激変の時期になると思います。

せっかくの大変化の時代に生きているのだから、時代に乗り遅れず、変化を楽しんでいこうと思っています。

例えば自動運転のタクシーが普及し、いつでもどこでも乗れるようになると、そもそも駐車場(コインパーキング)自体が不要になる可能性があります。

それも遠い将来の話ではなく、ここ5年ぐらいにはハッキリする事柄なのです。

メインの事業がいきなりバッサリとダメになるという現象はいくつも見てきました。

フイルムやレコード針などはその顕著な例です。

コダックは潰れましたが、富士フイルムは医療や美容に事業転換し健在です。

当社は小さな会社ですが、その分固定経費が少ないというメリットがあります。

内部留保を厚くし、どんな横波が来ても、少々のことでは転覆しない体質にしたいと思っています。

「強いものが生き残るのではなく、変化するものだけが生き残る」というのは、進化論の要諦でもあります。

決して奢り高ぶらず、謙虚に時代の変化を見極めていきたいと思うのです。