インターネットで本をホイホイと注文していくものだから、どんどん手元にたまっていきます。
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書斎にも大型書棚が4つもあるのですが、そこに入っているのは“ほとんど”未読の本です。
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一度入れたまま、数年間もそのままになっている本もあります。
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「いつか読もう」と置いているわけですが、その「いつか」が全然来ないのです。
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本にも「旬」があって、世の中の情勢が変化したり、自分の関心が薄れてきたりすると、もう読めないのです。
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また最近特に「字の小さな」本は、端(はな)から読む気にならなくなってきました。
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だったら最初から買わなければいいわけですが、インターネットで注文することが多いので、さすがに字の大きさまではチェックできないのです。
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「未読の書棚」がいっぱいになってきてしまいました。
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長く置いていると、背表紙を見ただけでモチベーションが下がる本も出てくるのです。
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「もう読みそうにない」本を思い切って書斎の書棚から外すことにしました。
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私の場合は本を捨てるのではなく、そのまま地下の書庫に移動させるだけです。
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とは言え、大量の本を移動させることになり、家じゅうのスーツケースを引っ張り出して、そこに本を詰めて持ち運びました。
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結果、未読ではありますが「お気に入り」の本ばかりが書斎に残りました。
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不思議なことに、もうそれだけでモチベーションがグンと上がったのです。
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ギッシリ詰まっていた本棚に空間ができ「氣」が通り出したのも感じます。
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部屋も気持ちも頭もスッキリしました。
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