書斎に「氣」が通る

インターネットで本をホイホイと注文していくものだから、どんどん手元にたまっていきます。

書斎にも大型書棚が4つもあるのですが、そこに入っているのは“ほとんど”未読の本です。

一度入れたまま、数年間もそのままになっている本もあります。

「いつか読もう」と置いているわけですが、その「いつか」が全然来ないのです。

本にも「旬」があって、世の中の情勢が変化したり、自分の関心が薄れてきたりすると、もう読めないのです。

また最近特に「字の小さな」本は、端(はな)から読む気にならなくなってきました。

だったら最初から買わなければいいわけですが、インターネットで注文することが多いので、さすがに字の大きさまではチェックできないのです。

「未読の書棚」がいっぱいになってきてしまいました。

長く置いていると、背表紙を見ただけでモチベーションが下がる本も出てくるのです。

「もう読みそうにない」本を思い切って書斎の書棚から外すことにしました。

私の場合は本を捨てるのではなく、そのまま地下の書庫に移動させるだけです。

とは言え、大量の本を移動させることになり、家じゅうのスーツケースを引っ張り出して、そこに本を詰めて持ち運びました。

結果、未読ではありますが「お気に入り」の本ばかりが書斎に残りました。

不思議なことに、もうそれだけでモチベーションがグンと上がったのです。

ギッシリ詰まっていた本棚に空間ができ「氣」が通り出したのも感じます。

部屋も気持ちも頭もスッキリしました。

f:id:deguchi:20190114153624j:plain