私は意図して大ぼらを吹いているところがあるの
ですが、それを目標に設定して拘(こだわ)り過
ぎると、ちょっと「重い未来」になってしまうことが
あります。
*
目標達成だけがすべてではなく、その過程がとて
も大事なのだと思います。
*
確かに目標がハッキリしていると、道草も食わず、
遠回りもせずにすむという大きなメリットがあり
ますが、その目標に向かう過程の方がずっと大切
であることは間違いがありません。
*
目標達成の一瞬のために、すべての過程を犠牲に
するのは本末転倒ではないでしょうか。
*
苦痛で顔をゆがめる連続が、目標達成のための唯
一の手段であるとしたら、そもそもその目標自体
が間違っているのではないかという気もします。
*
そのためにも目標(夢もです)を書いてみるとい
う作業を何度も行い、目標のイメージや、そのた
めの手段を明確にさせていく必要があるのだと思
います。
*
先日、体調を崩して苦しい思いをしました。
*
その時、資産300億円と健康のどちらかを選ぶと
したら、明らかに健康を選ぶのは間違いがないと
思いました。
*
ついつい年収や資産のことで大ぼらを吹いてしま
いがちなのですが、健康や家族の方が余程大事な
のだということを痛感しました。
*
自分が努力して手に入れるものよりも、神さまか
ら普通に与えられているものの方が、数百倍価値
があるということに、気がついた人から幸せになっ
ていくのかもしれません。
*
「結果は神さまにお任せ。しかし淡々とした努力
は続けていく」といった生き方あたりが、正解で
はないかという気がしています。
*
「目標は大きい方がいい」というのも一種の思い
込みかもしれず、さりとて「大きな目標を掲げな
いと、小さなことすら達成できない」というのも
真実かもしれず、ちょっとその辺のバランスが今
のところよく分かっていないのです。