バンコクへの旅 その4

1782年にバンコクに首都を移してから、今のラーマ
王朝となり、ラーマ1世から始まり、今の王様は
ラーマ10世です。

2年前に亡くなったラーマ9世は、50年もの治世の
間に、国民のために4,000件ものプロジェクトを
執り行い、タイ国民の信頼と人気は絶大なものが
ありました。

政情不安でクーデターがあっても、王様が登場す
るだけで、スーッと解決したケースがいくつもあ
るのです。

ヨーロッパ列強により、アジアの国のほとんどが
植民地にされましたが、タイはイギリスとフランス
の間の絶妙なバランスを保ち、植民地にはなりませ
んでした。

王宮はタイ観光ではハズすことができない場所で
すが、建物はどれも美しくゴージャスです。

タイは仏教国なのですが、王宮を見学していて、
あることに気がつきました。
ヒンズーの影響が結構あるのです。

ガルーダを始め、ヒンズーの神々の姿を王宮の
そこかしこに見かけました。

日本の文化や社会も、神道と仏教が混在している
ところがありますが、タイもちょうどそんな感じ
なのかもしれません。