「とりあえず貯金」

次の一手」を常に考え続けているのですが、あれ
やこれやと考えた挙句「それをするためにも、今は
お金を貯めとかなきゃ」でいつも終わってしまいます。

「とりあえず貯金」が次の一手のための一手である
わけです。

私は会社を40年近く経営しているので、今さら
貯金はないだろうと言えなくはないのですが、
今までの事業は一応小さく完成したので、次の
一手に踏み出すためには、やっぱり「とりあえず
貯金」となるわけであります。

今はクラウドファンディングなんて言葉があるく
らいで、いいビジネスアイデアがあれば、それを
事業化するための資金をネットで募ることができ
るようになりました。

が、先ずは元手の資金を自分の手で作ることが、
商売の基本の基本であることは間違いがないと思
うのです。
そうでないと、商売の神様が応援して下さらない
のではないでしょうか。

同じように商売していても、大きく発展していく
こともあれば、大きくはならなくても末永く繁栄
していくこともあるし、あるいはいつの間にか姿
を消すこともあります。

その人の才覚や努力ももちろんあるのですが、
神さまの支援の有り無しが一番大きな要因ではな
いかと感じています。

コツコツとした努力を続けていると、つい応援し
たくなるのは、人も神様も同じだと思うのです。

ITが世の中に現れて以降、社会が急激に変化し続
けています。
「今の成功」はすぐに劣化するのです。

神さまという、永久に変化しない軸を持ちながら、
自らは変化し続けていくことが求められているよ
うに思うのです。