5年ほど前に、羽織袴の着付けを大阪へ習いに行き、
一応1人で着ることができるようになりました。
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ところが羽織袴は寒い時期しか着ることができない
のです。
春以降は暑くて汗ビッショリになります。
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ひとことで言うと、クールビズのシーズンと着物の
シーズンとは、ちょうど真逆になるのです。
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また羽織袴は一種の礼服でもあるので、格のある場でしか
そぐわないのです。
従ってどこへでも着て行けるといった感じではありません。
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着る時も40分ぐらいの時間の余裕を見ています。
ゆったりとした気持ちを持っていないと、焦ると
“なかなか”うまく着ることができないのです。
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今はとにかく着慣れていくことが大切だと思っています。
着物姿は珍しいので、男の私でも注目されることがあります。
そういったことにも慣れていかなければいけないわけです。
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今年は3回しか羽織袴を着るチャンスがなかったのですが、
最後は羽織袴を着用して伊勢神宮を参拝しました。
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いつもより気持ちがピンと張りつめ、思っていた以上に
よかったので、来年から寒い季節は、晴れていたなら
羽織袴で参拝しようかと考えています。
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ちなみに伊勢神宮の御垣内(みかきうち)参拝では、
キモノの場合は羽織袴でないと入れてもらえません。
単なる着物姿ではダメなのです。
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着物で最高の格式は黒紋付の羽織袴です。
それなら天皇陛下の前でも大丈夫です。