ミュンヘンへの旅 その2

10月11日のブログは、フライトの関係で掲載が遅くなります。

きのうは夜にホテルに到着し、シャワーを浴びて寝てしまいました。
現地の夜中2時ごろに起き出し、パソコン相手にメールやブログの作業をしました。
日本とドイツとでは7時間の時差があるので、しばらくの間、夜と昼とが逆転してしまいます。

特に1人旅だと自由に行動するため、午前中外へ出た後、ホテルに帰ってビールを飲んで一寝入り(ひとねいり)したら、次に目が覚めた時は夜中の12時近くになっていたという失敗を何度もしたことがあります。
しかしながら、寝たいだけ寝て、起きたい時に起きるという贅沢(ぜいたく)は捨てがたいものがあります。

今回の旅で、単なる観光旅行では飽き足らなくなっている自分を発見しました。
極端な話、もう観光には出かけなくていいような気にもなっています。
それよりも「ホテルで1人きり」という非日常性を上手く利用して、知的作業に集中したいと思うのです。

人気作家がホテルに缶詰めになって作品を仕上げるという話をよく聞きますが、それと同じような効果を期待したいものです。
私は海外旅行に山ほど本を持っていきますが、「本を読むために旅に出る」という旅があってもいいのではないかと思います。
新しい「トラベル・モデル」です。

今後はトラベル・モデルを(願望も含めて)次のように変えていきたいと思っています。
① 美味しいレストランと、スイミングプールを持った一流ホテルに泊まり、観光というよりもホテルライフを満喫できるようにする。
② 歩いていける距離に大型書店があるところに行く。

例えばオランダはあまり食事の美味しくない国なのですが、事前に評判の高いレストランを予約して、大満足した経験があります。
パリの「エピキュール」というレストランでも感動体験をしました。
最近は日本にいても、ネットで簡単に予約できてしまえるので、とても便利になりました。

つまるところ私の海外旅行は「一流ホテル」と「大型書店」と「美味レストラン」があればいいということになります。
そういう目で見直せば、新しい旅の形が見えてくるかもしれません。
海外旅行の回数を減らしてみるのも、一つの手だと思います。
リア充」という言葉がありますが、案外、頑張っている日常生活の方が「リア充」満載だと気づいたのです。