株式投資

株式投資の本を読んでいて分かったことは、やはり勉強しないと成功しないということです。
カリスマ個人投資家と言われるような人でも、何も考えずに闇雲(やみくも)に投資していた時は、手痛い失敗をしています。
また株の成功者は若い時から株式投資を行っていたという人が多いことにも気がつきました。
「投資歴」というのは案外大事なことなのかもしれません。

サラリーマンをしながら株式投資していた人が、次第にコツをつかみ「これなら会社を辞めてもやっていけそうだ」との確信を持ち始め、専業投資家へと移っていくことがあります。
私はサラリーマンではありませんが、株を勉強して、ぜひとも投資に成功したいと本音のところで思っています。

株式投資にもキャピタルゲインを狙う短期投資と、インカムゲインを得ながら株価上昇をも楽しむ長期投資があることを知りました。
前者はテクニカル投資、後者はファンダメンタル投資と呼ばれているようです。
ちなみに私自身の相性がいいのは、圧倒的に後者の方です。

長期投資の代表的なファンドである「さわかみファンド」の澤上篤人さんの本を何冊も読みました。
その趣旨は次の通りです。
株価の一時の上がり下がりは予測困難。
そんなことに一喜一憂していては本業に身が入らない。
従って最初から長期保有を前提に「頑張ってほしい会社」や「世の中になくてはならない会社」に株式投資していくべきだ。
相場が大幅に下がったときは、それは株購入のチャンスでもある。

私は学校を卒業してからずっと不動産業界で働いてきているので、さすがに不動産投資のことについてはよく分かります。
個人投資家が書いた本もよく読むのですが、「その投資の仕方だと、百点満点で何点になるのか、教えてあげよう」くらいの「上から目線」で読んでいることがあります(傲慢ですみません)。

が、これが株式投資になるとサッパリ分からず、今はとにかく“どんどん”本を読んでいっている状態です。
株式投資に成功して1億円や2億円になったという程度だと“かわいい”のですが、中には30億円にしたり、凄い人は200億円の資産にしたりする人がいるのです。