自社所有の土地でコインパーキングを運営していく方式は、資産を「土地という形」で保有していくということでもあります。
「定期預金」の代わりに「コインパーキング」で資産を保持していく方式と言ってもいいかもしれません。
所有地をコインパーキングで活用する最大のメリットは「いつでも売れる」ということです。
土地の上に建物などを建ててしまうと、途端に売りにくくなってしまいます。
更地の方が圧倒的に処分しやすいのです。
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昔と違い、都心部以外の土地は「資産」とは言い難いのです。
売ろうと思っても”なかなか”思ったような値段で売れないし、それどころか”どんなに”努力しても売れない土地だってあるのです。
ところがコインパーキングの場合は、そもそもコインパーキングとしてなりたっているところなので、売却しやすい立地であることは間違いがありません。
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土地から購入した場合、コインパーキングの利回りはそんなに高くはありません。
が、保有している間、安定して収益を生み出せるという意味では、優れた投資方法だと思います。
ふつう、土地を保有していると、固定資産税や草刈り代などのメンテナンス費用が掛かってきます。
コインパーキングの場合は、それらを上回る収益が十分にあり、土地保有がちっとも苦になりません。
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既存のコインパーキングから生み出された収益を貯めておき、次の土地購入に繋(つな)げることもできるわけです。
いわゆる「善の循環」が始まります(「善の循環」は悪循環とは真逆の概念で、どんどんいい方向に向かっていくという意味です)。
土地所有式コインパーキング事業だと、営業マンもいらず、来客を迎える店舗もいらず、広告費も必要なく、接待交際費もゼロでよく、結果、固定費を低く抑えることができます。
毎月入金になる金額は“ほぼ”一定なので、いかに損益分岐点を下げるかは重要なポイントでもあります。
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コインパーキングは大儲けは出来ない代わり、安定した一定の収入が計算できます。
コインパーキング事業の場合、ホームページすら必要ありません。
究極のアナログ「地べた」産業です。
維持管理もアウトソーシングしようと思えばできるし、運営スタッフも少数でまかなっていけます。
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今は定期預金していても金利はほとんどゼロに等しい状況です。
預金する代わりに、私はその分株を買っています。
「預金代わり」なので、途中で会社が倒産してしまって、株券が紙切れになっては元も子もありません。
従って倒産の心配がない会社を最初の段階で選ばなければなりません。
でもそれにさえ気を付けていたら、株は1度購入したら保有しているあいだ配当を受け取ることができ、不動産のように固定資産税がいるわけでもなく、保有コストはゼロです。
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ただしいつでも売れるように、大型株を買うようにしています。
私好みは、配当利回りが高く、いつでも売買可能な大型株で、倒産の心配のない無借金の会社です。
コインパーキングも株も「預金代わり」というコンセプトでみると、また新しい世界が開けたような気がします。