出雲大社

出雲大社に1泊のクルマ旅に出かけました。
ナビだと、宝塚から出雲へはクルマで4時間の表示がされるのですが、私が実際かかった時間は6時間。
途中のパーキングエリアで何回も寝るので時間がかかるのです。

東京だと6時間の予定が、実際は9時間。
従ってナビの1.5倍したものが、私の実際にかかる時間だと思っていればいいようです。
東京まで行くのはちょっと負担が大きいのですが、出雲ぐらいだと大して苦痛になりません。
ドライブ自体が楽しいし、CDもたっぷり聴くことができます。

出雲宿泊は今までビジネスホテルに泊まっていたのですが、今回は歩いて行けるところに良いホテルができたことを知り、そこに泊まりました。
部屋にもヒノキ風呂があり、かなり満足しました。
歩いて参拝に行けたので、気持ちに余裕ができ、早朝の出雲大社を存分に楽しむことができました。

出雲大社オオクニヌシの命(みこと)にご縁のある神々が祭られています。
私自身の神道への知識も増えていることもあり、今回も色々な発見がありました。
天穂日命(あめのほひのみこと)」という方は、天照大神(アマテラスおおみかみ)のご次男に当たられる方ですが、現在の祭主は天穂日命の第84代目の直系の子孫とのことです。
すごい家系ですね。

出雲大社の本殿の右と左(東と西)に3つのお社が建っているのですが、今回そのご祭神が分かりました。
一つは「サキガイヒメ」と「ウムガイヒメ」のお社で、この2柱(神さまは「柱(はしら)」と数えます)は大国主命のお姉さんに当たられます。
スセリビメ」のお社もあり、この方はスサノオの娘で、オオクニヌシと結婚しました。
また「タギリヒメ」のお社もあり、この方はアマテラスとスサノオの神事から生まれた宗像3姉妹のお一人です。
3姉妹にはほかに「タゴリヒメ」や「イチキシマヒメ」もおられるのですが、どうして「タギリヒメ」だけがここでお祭りされているのかは、よく分かりません。