東京へのクルマ旅 その6(結論編)

今回は4日間の旅でした。
宿泊先はずっと台場で、早朝2時間半の散歩を2回もしたので、多少の土地勘は出来たように思います。
クルマ旅ではいつもそうなのですが、本が1冊も読めませんでした。

4日間もあるし、ビートとの散歩も、会社での仕事も、家の掃除もしなくていいのだから、多少は読めるだろうと、読みやすそうな本を10冊ほどスーツケースに入れていったのですが、やっぱり読めなかったのです。
普段はルーティングワークをこなすのに精いっぱいで、あっという間に時間が過ぎていくのですが、3泊も同じホテルに泊まる旅でも、時間の過ぎ去る速さは変わりませんでした。

今回の旅での一番の収穫は「基本に戻る」でした。
基本に戻るとは私の場合、やるべきことを「多読」、「語学」、「コインパーキング」に絞るということです。
それ以外の余計なことに手を出しかかっていました。
というより、出せずに苦しんでいたという方が当たっています。

別に苦しまなくてよかったのです。
前回の東京への旅では、次の一手を探るべく、経営コンサルタントの方にお会いし、午前中いっぱいお話ししました。
そこで出た結論が「次の一手は探さなくていい」という全く予想外の答でありました。

とは言え、株式投資で成功したいとか、本を出版したいといった願望は残っており、その夢をどう実現させるかで悩んでいたのです。
いずれも大変に時間が必要で、今の自分にはとてもそこまでする時間がないという現実がありました。

ひょっとしたら、それらの願いは時期尚早なのかもしれません。
年収〇〇円とか、金融資産〇〇〇円といった夢もあるのですが、株式投資での成功や本の執筆とともに、いったん棚に上げてしまおうと思うのです。
2回も東京へ出かけて答を見つけようとしたのに、元の「多読・語学・コインパーキング」路線に戻るという結論になりました。

もっと言うなら、今回導き出された方針は「地道に実力を蓄えよう!」なのであります。
チルチルミチルの青い鳥ではありませんが、本筋から目をそらし、ほかの世界で幸せや成功や繁栄を探そうとしていたわけです。
今回「多読・語学・コインパーキング」の世界に戻ることを決め、気持ち的にもスッキリしました。
コインパーキングだって次の投資のためにはお金も必要です。
地道にお金を貯めていくのも「次の一手」のためには、極めて有効な手段であると思うのです。