賃貸住宅フェアを見に行きました。
いろんな商品やシステムが展示されているのですが、私が一番ピンと来たのが「チケットパーキング」と「スマートパーキング」。
「チケットパーキング」は郊外（田舎）などで、駐車用のチケットだけを販売する機械を置き、利用者に（前払いで）チケットを買ってもらって駐車してもらうというものです。
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よく田舎の県道沿いに「野菜ひと山100円」などという看板があって、お金を入れて勝手に持って帰る「販売所」を見かけますが、それと同じような仕組みです。
駐車場と言ってもアスファルト舗装をせずともよく、砂利のままでも使用可能です（ただし料金はその分安いはずです）。
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「スマートパーキング」は、賃貸マンションや個人住宅や店舗の「空き駐車場」を、スマホを通じて一時貸しするというものです。
1台からでも可能です。
一時貸駐車場にはカラーコーンを置くだけという気軽さ。
「アキッパ」という駐車場予約システムがありますが、多分それと同じような仕組みなのでしょう。
当社はコインパーキングを運営していますが、さまざまな形態の駐車場が出てきたことに驚いています。
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賃貸住宅フェアの会場内の各所に設けられたセミナー会場の中でも、際立って人が多いのが、いわゆる「カリスマ・オーナー」と呼ばれる不動産投資家の講演です。
個人投資家の人たちが熱心に聴いておりました。
席だって立錐（りっすい）の余地がなく、立ち見の人たちまで大勢いました。
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今回は4日間も使っての東京出張です。
プラスとマイナスの両方の「収穫」がありました。
プラスはお台場を存分に早朝散歩し、街の雰囲気がよく分かったこと。
また友人たちとの情報交換もよかったと思います。
マイナスは、やはり時間と費用をかけた割には不動産関連の情報をあまり得られなかったことです。
今年中に、あとまだ2回ほど展示会見学を予定していたのですが、ちょっと自粛することにし、ホテルもキャンセルしました。
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今回の一番の収穫は「地道に実力を蓄えていこう！」という考えに至ったことです。
また、キャピタルゲイン狙いの株式投資はやらないことに決めました。
方針をハッキリさせたので、余計なことに費やす時間とエネルギーのロスを防ぐことができたのはよかったと思います。
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今回の4日間滞在中、テレビは全く見ませんでした。
テレビを見なくとも、あるいは見ないがゆえに、充実した時間を過ごすことができることを再確認したのも収穫の一つです。
また会社からの電話やメールも1件もありませんでした。
こういう状況が続くと、大多数の中小企業の社長は会社のことが気になり過ぎて、発狂寸前に陥ってしまうかもしれません。
若い頃の私でも、会社に自分から（用もないのに）多分5、6回は電話していたに違いありません。
