多読は本に留まらず…

新聞を読まない人が増えているのを実感します。
私のまわりでも結構いるのです。
新聞購読率の高さ(あるいは低さ)は、年齢層と大いに関係しているとのことです。
即ち新聞を読んでいる人が、20歳代は20%、30歳代は30%、40代は40%、50代は50%、60代は60%となっているのです。

確かにニュースだけならネットで十分かもしれません。
またネットなら、その新聞独特の政治的な偏りにも毒されずにすみます。
海外の新聞でも、例えば英文のネット記事であれば、純粋にニュースを伝えるという新聞本来の姿がハッキリして読みやすいのです。

当社は不動産の売買仲介業をやっているので、新聞に折込みチラシを随分入れていた時期があります。
チラシによる反応もあり、実際に成約も多くあったのですが、最近は新聞折込みをする不動産会社が随分と少なくなってきました(当社も例外ではありません)。
情報は紙媒体から確実にネットに移ってきているのは間違いがないようです。

テレビCMなどは、今まではその効果がよく分からず、スポンサーは「どんぶり勘定」で広告を出してきたところがあります。
が、最近は詳細にその効果が分かるようになり、費用の割には効果が少ないということが明白になってきたとのこと。
従って一切のテレビコマーシャルを中止した外資系の会社もあります。

サッポロビールサッポロホールディングス)は実は不動産会社だと喝破した人がいましたが、朝日新聞も案外不動産会社ではないかと思ったりもします。
過去の膨大な利益で、一等地にいくつものビルを保有するからです。
仮に本業の新聞が衰退していっても、生き残るに違いないと思います。

私自身は新聞を割と愛読しています。
旅行に出たあとは、新聞が山のように積んであるのですが、基本的にはそれらのすべてに目を通します。
「日経」や「日経金融」や「日経産業」や「日経流通」や「日刊工業新聞」などの経済系の新聞は読むのを欠かしません。

新聞だけに留まらず、最近は経済や投資の雑誌も購読しています。
日経ビジネス」や「東洋経済」や「ダイヤモンド」や「エコノミスト」に加え、「日経マネー」や「ネットマネー」も取り出しました。
実は「家庭画報」も購読しているのですが、意外にも得ることが多いのです。