シンガポールへの旅 その1

ちょっと気晴らしにシンガポールへ行くことにしました。
とは言え、予約したのは昨年で、最短の3日間で行って帰ってきます。
自宅から関西空港まではマイカーで向かいます。
電車を乗り継ぐのは疲れるし、タクシーを手配するとかえって気疲れするし、自分で運転していくのが一番という結論に達したからです。

朝7時15分にスタートし、関空には8時半に到着しました。
関空からシンガポールへは7時間弱のフライトです。
飛行機の中は満席でした。
例によってフライトの間は“ひたすら”本を読んでいたのですが、シンガポールに着くまでに読めた本は全部で8冊。
もう少し読めると思っていたのですが、まあこんなものかもしれません。

シンガポールに到着し、宿泊先のホテルへタクシーで向かいました。
ホテルのチェックイン時にフロントで支配人からの手紙をもらい、封を開けてみると「5回目のご滞在歓迎します」との英語のメッセージが入っていました。
シンガポールに来たときはこのホテルを定宿にしているのですが、もう5回目だったのですね。

将来「暮らすように旅する」拠点を、東南アジアではシンガポールかクアラルンプールのどちらかにしようと考えているのですが、もしシンガポールにするのなら、このホテルに毎回お世話になろうと思っています。
ホテル名は「FOUR SEASONS SINGAPORE」です。

シンガポールと日本の時差はわずか1時間。
7時間も飛行機で飛んでたった1時間なのです。
中国大陸や台湾やシンガポールなどは、あれだけ広大な地域なのに時差はゼロ。
「中国時間」は随分と広い地域にわたっているわけです。

シンガポールの街を歩いていても、看板は英語か漢字なので、日本人にとって全く違和感はありません。
シンガポールは華僑が中心ですが、マレー人やインド人も混在しながら住んでいます。
白人も多く見かけます。
非常に上手くいっているインターナショナル・シティーと言えるのではないかと思います。

どこへ行っても英語が通じるのでホッとします。
シンガポールの人たちと話すときは、お互いに母語ではない英語を話しているという意識があるので、ネイティブと話す時よりも気持ちが楽なのです。