そうっと1人で歩いていく

以前は典型的な「朝型」生活を過ごしていたのですが、夜に読書タイムを取り出してからは「夜型」になっています。
夜の8時半から12時までの3時間半ほどを読書の時間に充てているのですが、そこからブログを書き出したりするので、寝る時間が結構遅くなっていたのです。

そうすると朝起きるのも遅くなり、仕事への取り組みも後手になりがちです。
夜の読書タイムは外せないとして、その時間が終わったらサッとベッドに入るようにしようと思うのです。
やっぱり朝日とともに起きる生活は気持ちがいいのです。

項羽と劉邦』や『三国志』を読んでいると、一時(いっとき)ものすごい勢いで勢力を伸ばしているのに、油断や驕りや、それに伴う堕落によって、あっという間に滅亡に近い状態に軍や国家が陥るというケースをいくつも見かけます。
驕り高ぶり出すと運も離れるのです。
私に言わせれば、神さまも離れていくのです。

家族も犠牲にして長時間労働をこなしてきた若い頃に比べると、今は随分自由奔放な仕事や生活ぶりです。
が、自分の心に驕りが忍び込んでいないかと、常にチェックしています。
知らず知らずのうちに、穢(けが)れを身に着けることがあります。
それはなかなか自分では分からないのですが、月に一度神宮で祓い清めていただけるのは実に有難いのです。

自分が「やるべきこと」を「多読」と「語学」と「コインパーキング」の3つだけに絞ったのですが、特に多読と語学にはかなりの時間をかけているので、常に「時間足らない」状態です。
人生は短いのだから、ムダな時間を極力減らすように努力しています。
最近はムダな時間を費やしている時、「あっ、いま時間が滞っている」と自分で気づくようになりました。

例えば探し物の時間など、ムダ以外の何物でもありません。
普段からちょっと気を付けていれば、そういった時間をなくしていけることが出来るはずです。
例えばモノを捨て、数少ないモノを大事に扱っていたら、本筋とは関係のない余計な時間が随分と減少します。

カネ太鼓をたたいて歩いていたら、人が集まり前に進めません。
そうっと1人で静かに歩いていくべきなのです。
休まずに歩き続けていると、ビックリするほど遠くにまで足を延ばすことができます。
これからはそんな人生を目指していこうと思うのです。