古代史への「熱烈興味」

自分の「武器」は何だろうと考えた時、堂々と「語学だ」と言い切れる自信はまだありません。
英語を始め、他の言語も「まだまだ」の状態であることは自分が一番よく分かっています。
語学は私の武器にはなりませんが、確実に人よりも優れていると思えるものが「多読」もしくは「速読」です。

何かに興味を持ったり、仕事に必要な事柄が出てきたりすると、そのことについて書かれた本を徹底的に読むことにしています。
今はネットで検索して買えるので、昔のように大型書店や古本屋を回らなければならないということは、あまりありません。
従って時間のない私としては、とても助かっています。

株式投資をちょっと本気で勉強しようと思い立ちました。
何から勉強したらいいのかがサッパリ分かりませんが、まずは本から入ろうと思うのです。
1冊や2冊読んでも効果はないかもしれませんが、100冊も読めば少しは分かってくるのではないかと思っています。

『キングダム』という古代中国の「秦」の勃興の時代を描いたマンガを読みました。
まだ完結していないのですが、既に45巻くらい出ています。
このマンガにハマりました。
同時にこの時代の中国史に俄然興味が湧いてきたのです。
歴史の教科書を読むと「秦が史上初の中国統一を行った」と一行書いてあるだけかもしれませんが、それに至るまでの軍事や政治や外交ストーリーには凄まじいものがあったに違いありません。

中国古代史で最高に面白い時代は「三国志」だと思います。
6年前に中国の成都へ1人旅をしたことがあります。
行って初めて知ったのですが、そこは(劉備玄徳の)「蜀」の国だったのですね。
大気汚染や交通マナーの悪さで、あまり今の中国には行きたくないのですが、本で名前が出てくる昔の首都などには、行きたくなってしまうかもしれません。

私の自宅から2時間ほど登った山の上に、お寺の別院があるのですが、そこに「応神天皇と武内宿祢(たけのうちのすくね)が訪れた」という看板を見つけたことがあります。
それを見て、一挙に日本古代史への興味の炎が燃え上がりました。(その炎は今でも続いています)。
応神天皇に興味を持った結果、大分県宇佐神宮までクルマで行ってしまったという経験もあります。
これからしばらくは、日本古代史にも中国古代史にもハマり込んでいきそうな予感がしています。