社会が成熟化していくと「投資」が盛んになってきます。
食うや食わずでは「投資」の余裕なんてないからです。
不動産業界でも個人の投資家が増えてきました。
中には「カリスマ投資家」という人たちもいて、本もたくさん出ています。
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それぞれの人によって投資スタイルが違っていて当然なのですが、本を読んでいると、私の考え方とは真逆の「やり方」をしている人もいます。
私もいくつかの居住用不動産を持ち、それを投資用に回しているのですが、購入する基本条件は「自分もそこに住みたいか?」なのです。
戸建てだと少々足の便が悪くても大丈夫なのですが、やはりマンションの場合は「駅近」がキーワードになると思います。
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「駅近」を定義するとすれば、駅から歩いて4分以内ということになるようです。
「5分ではもう近いとは言えない」と、ある不動産コンサルタント人に教えてもらったことがあります。
マンションの内装はリフォームで完ぺきにキレイになりますが、立地だけはどうすることもできません。
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今の個人投資家を見ていると、少し居住用のアパートやマンションに関心が偏り過ぎているのではないかと感じられます。
私自身もそうなのですが、もっと広い視野で魅力のある投資分野を見つけていきたいものです。
が、なかなかこれが難しいのです。
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例えば太陽光はもう時代遅れだという気がします。
また例えばコインランドリーはそれに適した物件が市場に出てこず、一つのフランチャイズ本部に100名ぐらいの投資家が順番待ちをしていると聞いたことがあります。
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不動産ブームは何回も起こっているし、また何回もバブルが破裂しています。
今のブームはそろそろ終わる状況ではないかと感じています。
ひょっとしたら、もう不動産バブルは”とっくに”弾(はじ)けているのだけれど、売り手側も買い手側もイマイチ気がついていない状態なのかもしれません。