「今月の読破リスト」170冊

「今月の読破リスト」はかなり苦戦しました。
1ヶ月のうちに計6日間もクルマ旅に費やし、この間は本が1冊も読めなかったのです。
ただしクルマ旅での中身のある体験が、読書以上に価値があったので、あながち反省ばかりしているというわけではありません。

いずれにせよ、月に170冊ぐらいの読書でオタオタしていたのでは、最終目標の月250冊はおぼつきません。
読書時間も含めて、根本的に読書方法を変えていくべきだと考えています。
読んだ本を保管するスペースについても、今後どうすべきかの決断が迫られる時期が着実に近づいています。
地下の書庫があと少しで満杯になるからです。

本好きな人が読んだあとの本を、どう整理(処理)しているのかを真剣に聞いて回りたい心境です。
本を捨てると、本が持つ知的なオーラも一緒に捨て去ってしまうような気がします。
「本の持ち主」と「本たち」とは見えない糸でつながっており、本を捨てると持ち主の知性もともに消えていくのではないかと感じるのです。

先日、心理学に長(た)けたDaiGoさんの「片づけ」の本を読みました。
いいスペースにするためには、モノを捨てなければなりません。
その前に、何を捨て、何を捨てないかを決めなければなりません。
DaiGoさんは「残すものは本」、そして「本以外はすべて捨てる」と決めたのだそうです。
私はその決断に驚き、また大いに感心しました。

実はその本を読むまでは、書庫が満杯になったら、本を捨てながら入れ替えていこうかと考えていたのです。
「株は売らない!本は捨てない!」を貫いていくのも、なかなか粋な人生かもしれないと思い直しているところであります。