わくわく大変化

血液型A型の私は国内旅行であっても、ホテルや交通手段の手配はかなり早い時期から行います。
旅行や出張の予定は半年以上前から決めることが多く、そうするとその時点では飛行機や新幹線の切符の購入ができず、これがちょっとストレスです。

またチケットを買ったら買ったで、当日はそれらの出発時間に合わせて行動せねばならず、これもまたちょっとストレスです。
時間的にかなり余裕をもって行動するので、駅や空港での待ち時間が長く、やっぱりストレス。

長距離の旅行は飛行機や鉄道を使わなければならないと思い込んでいたのですが、今年になってから、その呪縛から解き放たれる出来事が立て続けにありました。
すなわち東京や九州への旅をクルマで遂行したということです。
確かに時間は取られるのですが、実際に行動してみて、これほど自由で便利で楽しい旅はないと感じました。

ドイツのビジネスパーソンは長距離の出張にクルマを使うことが多いのだそうです(ドイツ語の先生:談)。
今後、自動運転車が普及しだすようになると、日本のビジネスパーソンの出張パターンも変化していくかもしれません。

クルマの変化だけでなく、駐車場の状況も変わってきました。
コインパーキングが世に出てくるまでは、行った先で駐車場が確保できるかどうかが分からず、不安で大変だったのですが、今はどこへ行ってもコインパーキングがあるので、駐車場の心配はあまりしなくてすみます。

もっと言えば「アキッパ」のような、個人が所有する駐車場を予約できるサイトまで出てきました。
駐車場の「ウーバー」版、もしくは「民泊」版といった感じです。
このシステムも今後急速に普及していくに違いありません。

カーシェアリングだって、最近はあちこちで見かけるようになりました。
クルマが便利になると、鉄道や航空への需要が減っていくかもしれません。
鉄道会社も「不動産開発業」や「ビル運営業」や「ホテル事業」や「小売業」や「飲食業」などに事業のウィングを広げ、鉄道そのものに依存しない体制を取ってきています。
鉄道会社に入ったはずなのに、レストランの支配人をしているなんて例は、今後はくらでも出てくると思うのです。

いずれにせよ、クルマとその周辺の大変化は、私自身の人生の大変化につながっています。
しかも「わくわく」へ向かっての変化です。
自分が望む方向に技術革新がおこっていき、晩年に向かって益々(ますます)面白くなっていきそうなのであります。