人生は短いのだから、余計なことに時間を使っていては夢が達成できず、死ぬときに後悔するのです。
だから「やるべきこと」を決めることも大切ですが、「やらないこと」を決めるのはもっと大事なことだと思うのです。
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今は私は個人投資家に近い動きをしているので、他人を接待しなければならないということがありません。
会食はしますが、これは友人たちやスタッフや家族たちとするのであって、ビジネス上の接待ではありません。
従って接待に時間を取られないので、時間管理上、とても助かっているのです。
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またゴルフは30年以上前にやめ、ゴルフで1日潰してしまうということもなくなりました。
私の友人の中には、暇があればセミナーを受けたり、海外を見たりして、常に怠(おこた)らずに勉強している人もいるのですが、その人もゴルフをしないからこそ、それだけの時間が取れるのだと思います。
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ときたま頭が疲れた時など、気分転換でタブレット相手に将棋をすることがあります。
これなども1日2局に制限することにしました。
下手すると、際限なく時間を使ってしまうリスクがあるからです。
「島耕作シリーズ」を書いている弘兼憲史さんの本を先日読んだのですが、やはり同じようなことが書かれていました。
ハッと気が付いたら1時間もタブレット将棋をやっていたことがあったそうです。
そのあとは猛烈な後悔をするので、そういったことを防ぐためにもファミリーレストランへ行って仕事をするようになったとのことです。
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私の「やるべきこと」を「語学」と「読書」と「コインパーキング」と決めてからは、ずいぶん気持ちがスッキリしました。
その3つだけをやって死んだとしても、全然悔いはないと思っています。
その「やるべきこと」にほかに、掃除や会食や神社参拝や海外旅行が入ってきます。
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これらもO.K.
逆にこれら以外のことへの時間配分は極力節約したいと思っています。
自分がやりたいことだけをやっていく贅沢が許される年代になってきたのは、実に有難くラッキーなのです。