ボンジュール、パリ その6

ホテルの廊下で出会った、ハウスクリーニングのアフリカ系のオバサンに「今から部屋を出るので、部屋を掃除してください」と言いたかったのですが、英語が全く通じません。
そこでフランス語の単語をつないで話したところ「ダコ!」と了解。
従って私が最初にフランス語を話した相手は黒人の掃除のオバサンということになります。

海外旅行に来るたびに語学へのモチベーションが高まっていきます。
今回の旅では、英語は全く問題がないことがわかり、自分の英語に初めて自信を持つことができました。
今のレベルを維持できるように勉強を続けていきたいと思います。

レストランなどでフランス語で注文しようと思うと、勝手にドイツ語が出てきてしまいます。
「こりゃアカン」と思ってドイツ語をひっこめているうちに、フランス語での注文のキッカケを失い、ついつい英語で注文してしまうということが何度かありました。

フランス語を一緒に始めようと約束した友人と、来年からこれまた一緒に中国語を始めようと(無謀にも)約束しました。
もう後には引けません。
同時に、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏、ならびに中国語圏に、毎年旅してみようと閃(ひらめ)きました。

若い頃は汗水たらして働くことは“とても”大切ですが、還暦過ぎてまで同じような考え方でいては具合が悪いのです。
いかにして勝手に(自然に)儲かっていく仕組みを作っていくかが問われるのです。
頭脳の勝負です。

供給(生産)の方はITやロボットの発達で格段に進歩しています。
これからの世の中に大事なのは、良質な需要を増やすことではないでしょうか。
発想を180度転換して「贅沢は敵だ」ではなく「贅沢は素敵だ」にすべきだと思うのです。

供給が需要を上回るのはデフレ要因です。
これを解消するには、昔なら戦争ということになるのでしょう。
が、今はそんなことはやっておられません。
上質な需要を喚起するためのライフスタイルの提案が必要だと思うのです。
まだイメージは明確化していないのですが「デグチメソッド」がその一助になればと願っています。