限界は頭の中だけにある

会社のスタッフに毎週、課題を書いたワークシートを渡し、考えたことを記入してもらっています。
もうそれが50回目を迎えることになりました。
1年間続けたことになります。

同じようなテーマでも、書いているうちに少しずつ変化したり、徐々にイメージが明確になってきたりします。
今回のテーマは「自社の強みを5つ挙げて下さい」というものです。

面白いことに、大体同じような答えが返ってきました。
財務内容が良いということや、「整理・整頓・清掃」が行き届いているということや、また良い意味で老舗であるということ。
そして性格のいいスタッフが集まっているということや、人数が少ないので情報を共有しやすい点などが挙げられました。

傲慢になってはいけないのですが、セルフイメージを高めれば高めるほど、いいパフォーマンスができます。
私も自分で記入し、また他のスタッフが書いたものを読み「案外我が社はいいじゃん!」と再認識し、自信を取り戻しました。

よく「根拠のない自信」と言いますが、仕事ができる人たちは、セルフイメージが高いのです。
私の場合はセルフイメージというよりも、天照大神(アマテラスおおみかみ)にいつも守られているという気持ちが、自信につながっているように思います。
やっぱり信仰を持つ方が「得」なのです。
ついでに言うと「徳」も段々と身についてきます。

自信が出来たところで、この際「利益(税引き前利益)」ももっと増やしたいと思っています。
中小の不動産会社の場合、利益が5,000万円を超えると、いい意味でそこの社長は自信満々になります。
ある中堅不動産会社が、ずっと1億円の利益を続けてきたのですが、社長の考え方が変わってからは3億円の利益が出るようになったそうです。

「限界は頭の中だけにある」とは、よく言われる言葉なのですが、自分で勝手に限界を作っているのです。
私も「ある目標額」を設定したのですが、果たしてそれが達成できるのかどうか楽しみにしています。
やる気のスイッチがオンになった人たちに囲まれると、途轍(とてつ)もない目標が全然たいしたことがないように感じられるのは不思議です。