台湾にゴー!その3

書店に立ち寄ったあとホテルに帰りユックリしていると、部屋にコンシェルジェから電話がかかってきました。
次の日に台湾を出発する予定だったのですが、台風が直撃するので飛行機が飛ばないというのです。
予約していた飛行機は既に欠航が決定しているとのこと。

パニックにならないように、できるだけ冷静に対応しました。
まずは滞在を1日延ばさないといけません。
コンシェルジェに聞くと、部屋は空いているとのこと。
部屋を予約した後は、帰国後に控えている予定をキャンセルしなければなりません。
幸いそれらはメールで出来そうです。

着替えは1日分を余分に持って来たので何とかなりそうです。
しかし台湾は暑いので、念のためホテルにシャツなどのクリーニングを依頼しようと思います。
本も今のところタップリあるので、1日ぐらい伸びても大丈夫です。
「何ならあす故宮博物館に見学に出かけようか。台風でも開いているだろうか?」と、そこまで考えていました。

飛行機のチケットを予約したカード会社に電話すると、もう1日滞在を伸ばさなくても、朝8:30の飛行機なら取れるとのこと(本来は13:30発の飛行機を予約していました)。
地獄に仏とはこういうことを言うのでしょう。
ホテルを朝5時半過ぎに出ればいいだけで、私は本来「朝型」なので、朝はいくら早くても苦痛になりません。

荷物を前夜にすべてパッケージしてしまい、当日は朝起きたらすぐに出ていけるようにしました。
朝食抜きもノープロブレム。
むしろ日本に予定よりも早く帰れて有難いのです。

今回の台北で得たことは、中国語修得と英語のブラッシュアップへの大きな動機づけができたということがまず挙げられます。
台北でパティシエをしている人の、とても上手な中国語を聞いていると、自分もすぐにでもそのレベルに達せそうな錯覚に陥りました(その錯覚は実に大切だとおもいます)。

会社事業の「次の一手」へのヒントはそう簡単に見つかりませんが、諦めずにアンテナを張っておく努力は続けていこうと思いました。
20年前に見つけたコインパーキングという事業のネタは、今や主力の柱として育っています。
足元の明るいうちに次のネタを捜して歩きたいと思っています。