伊勢参拝

伊勢神宮に毎月一度参拝に行っているのですが、これがかなり自信につながっています。
常に神さまに守られているといった感じがあり、ものごとをポジティブに捉(とら)えられるようになりました。
日本の神々は大らかですが、繁栄させるパワーもすごいのです。

神道には教義や経典はあまりないのですが、天御中主神(アメノミナカヌシのかみ)の「発展」と天照大神(アマテラスおおみかみ)の「調和」の教えが、2つの大きな柱になっているように思います。
神社にお参りに行くと、知らず知らずの内に身につけていたケガレを払ってもらえ、発展や調和のパワーをいただけます。

今回、外宮の御垣内(みかきうち)参拝の時に面白い「幻想」を得ました。
外宮の御垣内を歩いているのですが「いま歩いているシーン」が死ぬ間際に回想され「何回も伊勢神宮にお参りに行かせてもらって、本当にいい人生だった」と感謝しながら息を引き取るという幻想なのです。
いずれにせよ、神宮参拝が自分の人生にとって大きなウェイトを占めているのは間違いありません。

色々な季節に何回も伊勢神宮を参拝していると、服装や持ち物で知恵がついてきます。
御垣内の正式参拝なので、黒の略礼服を着用するのですが、夏の間は着替えを3組持って行きます。
靴が汚れるので、靴の手入れにウェットティッシュも持って行きます。
強雨の中で参拝したとき用に、中に入れておくと一晩で乾く(薬剤の入った)布(のようなもの)もカバンに入れています。

宿泊先のホテルのレストランでは、1人客の場合、半個室に通してもらえるので、気兼ねなく新聞や本が読めます。
従って新聞や本を忘れていってはダメなのです。
最近は料理の写真を小型カメラではなく、タブレットで撮っています。
ITに弱い私がそんなことをするぐらいなので、カメラメーカーの株が下がるはずです。

いつも夕食は6時に予約しています。
食事を食べ終わると、夜9時半にはベッドに入り、即、熟睡状態となります。
夜中に一度起きてパソコンに向かうこともあれば、そのまま朝を迎えることもあります。
朝は6時台に参拝に向かいます。

伊勢神宮に昼間来ている人たちと、早朝に来ている人たちとでは、態度や様相が全く違います。
神さまを崇拝する雰囲気が強くなり、神宮がより一層すがすがしくなります。
伊勢神宮参拝の真骨頂は「早朝の御垣内参拝にあり」と何度も強調する所以(ゆえん)なのであります。