成功と繁栄の「法則」

社会人になってから、本から学んだ有益な「法則」がいくつかあります。
ランチェスターの法則」や「マーフィーの(成功)法則」や「パレートの法則」や「ハインリッヒの法則」や「1万時間の法則」などです。
不思議なことにこれらの法則は学校では全く習わないのです。
しかしこれらの法則に従って実務を進めていくと、成功への時間が省略できるし、間違いも少ないのです。

若い頃に「ランチェスターの法則」の本を随分と読みました。
うまくいっている会社は、意識するしないにかかわらず、ランチェスターの法則を実践していると聞いたことがあります。
私も全面的に同意です。

ランチェスターの法則のおかげで、宝塚の地から1歩も出ず、エネルギーを拡散せずにすみました。
ニッチの商圏でいかにナンバーワンになるかが、とても大事です。
不動産業の仲間を見ても、大手も入ってこないような地域でナンバーワンになっている会社は実に強いし、よく儲けているのです。

「マーフィーの成功法則」というのもあります。
自我力で成功や繁栄をもぎ取ろうとするのではなく、潜在意識に任せてしまうという方法です。
例えば年収で言えば、数千万円の範囲までは自己の力で成し遂げることができますが、何億円の単位になると、ほとんどの人が潜在意識の力を借りているように思うのです。

パレートの法則」というのもあります。
「8対2の法則」とも言いますが、「売上げの8割は2割の顧客がもたらしている」とかいった現象を言います。
大学の経済学部生だった時に「資産の78%は22%の人が所有している」というのをイタリアの学者が発見したことを学びましたが、パレートの法則はここから来ているのだと思います。

ハインリッヒの法則は「ヒヤリ・ハット」の法則とも言われ、大事故が起こる前に29のヒヤリとすることがあり、300のハットすることがあると言われます。
大事故が起こる前に、これらの「ヒヤリ・ハット」を一つずつ潰していくことにより、大事故が防げるというわけです。

「1万時間の法則」は、ある分野で一流になるためには1万時間の修行が必要だというものです。
1日3時間続ければ10年で、5.5時間であれば5年で、また1日9時間なら3年で達成してしまえます。

いずれにせよ、これらの法則は正(まさ)に人生成功や会社繁栄のコツであり、どんどん活用していくべきだと思うのです。