掃除に覚悟を決めました。

38歳の時に鍵山秀三郎先生と出会い、その後、私の人生が大きく変わりました。
鍵山秀三郎先生から「掃除」を学び、25年間の間、私自身もひたすら掃除をしてきました。
掃除からは多大なものを得てきましたが、同時に半端な量ではない時間も費やしてきました。

鍵山秀三郎先生も「社長なのに掃除ばかりしている」とか「掃除をする暇があったら、もっとほかのことをすべきだろう」とかいった声をまわりから聞き、掃除に代わるものを捜したのですが、どうしても見つからなかったそうです。

しかしながら鍵山秀三郎先生の場合は、掃除ばかりしていながら、会社は一部上場企業にまでなってしまいました。
それだけにとどまらず「掃除に学ぶ会」は、今や台湾を始め、世界中にその活動の拠点を増やしていっています。
私自身も掃除の会に参加して、感動のあまり号泣した経験があります。

毎日2時間以上を掃除に使っていると「こんなことばかりしていていいのか?」という疑問が今でも浮かんできます。
が、最近は「掃除は自分にとって優先順位一番の仕事だ」と、居直ることにしました。

掃除をすると「氣」が通り出し、開運の神と繁栄の神が舞い降りてくるのは間違いがありません。
このまま一生、掃除ばかりして寿命が尽きたなら、あの世では高天原の門前を掃除させていただこうと思っています。
高天原を出入りされる神々(こうごう)しい神々を拝見させていただくのは、至福のひと時であるに違いありません。

「きれいなコインパーキングは街の味方。汚いコインパーキングは街の敵」という標語を掲げているので、当社のコインパーキングはかなりキレイなのです。
当社のスタッフと一緒に掃除することが多いのですが、誰一人として掃除の手を抜く人がいないのが、当社の大いなる自慢でもあります。
24時間コインパーキングが稼いでくれるのだから、せめてコインパーキングとその周辺ぐらいキレイにしても罰は当たらないだろうと思って掃除をしています。

そのコインパーキングですが、今から4年後の東京オリンピックの開催日までに、年に4か所ずつ増やす計画を立てました。
ということは16か所増えるわけです。
その時の売上は〇〇〇万円。
多分コインパーキング1本で十分食べていける金額です。
コインパーキングの集金と掃除ばかりしているかもしれませんが、そう悪い人生でもなさそうな気がしています。