パーティー参加の方針

夜の知的生活があまりに充実しているので、以前から入っている会のパーティーなどに参加すべきかどうか迷っておりました。
昨日もそのようなパーティーに出席するため大阪へ出かけたのですが、180名もの参加者がおり、あまりに多すぎて名刺の交換もしにくい状態でした。

その会は私が創設し、事務局も10年ぐらいやっていたのですが、今や私の手を離れ、会員数が400名を超える会となっています。
東京にも別組織の会が作られ、名前を言えばだれでも知っている上場企業のCEOが、その会長になっています。

私の会社はとても小さいのですが、私が作ったその会は大発展しているといった次第であります。
で、昨日参加したパーティーですが、若い人が多く、言ってみれば「知らない人ばかり」といった感がありました。

どうも居心地が悪いのです。
実際のところ「井の中の蛙(かわず)になるのが怖い」といった強迫観念で、無理やり自分を納得させながら参加しているところもありました。

夜のパーティーに出かけると、語学2レッスン分と読書6冊分がパーになるのですが、それよりも価値がある会合であったかどうかを、いつも気にかけています。
昨日のようなパーティーであれば、明らかに普段の「知的生活ルーティンワーク」の方が値打ちがあるわけです。

こういったパーティーには「次回からは出なくていいかもしれない」と思うと何だかホッとしました。
昨日のパーティー会場の食事は美味しくないのですが、それはそれなりに私にとってはメリットがあるのです。
料理が美味しくないと、アルコールを飲まなくても我慢できるからです。

ということは、大阪の会場までクルマで行けるということでもあります。
クルマだと、帰りは30分ほどで家に帰ってしまえ、またアルコールが入っていないものだから、家に帰ってきても知的作業ができるのです。

例えば4名ほどでの会食だと、十分話を聞くことができ、勉強にもなります。
もうパーティーはやめて、会食のみにしてもいいわけです。
が、会食の人数が4〜5名を超えると、途端に会の内容のレベルが落ちてくる経験を何度もしました。
メンバーも選んで少人数にしないと、会食自体が時間のムダになる可能性だってあります。
つまりセレクトした4名ほどのメンバーとの、会食のみに出かけるというポリシーにしてはどうかと思ったのです。

こうしてブログを書いている間に、今後の方針が固まってきました。
「やみくもにパーティーには参加しない。ただし選んだメンバー4人ほどとの会食には出かける」というものです。
「社交」と「知的生活」とのジレンマに悩んできたのですが、これで一応の解決となるかもしれません。